たかゆきブログ

カメラとか車とかスマホとか

携帯料金について

どうも!

昨今携帯電話の料金について、4割の値下げができるとの発言があり盛り上がっている用ですが、個人的に思うところがあるので書いていきたいと思います。

 

 

 

 

1.日本の携帯電話料金

 現在の日本のMNOの料金については、通話の有無、データ量の多少、オプション、端末の割賦金及び毎月の割引額によって決まっています。僕の場合(ドコモ)かけホーダイ、シェアパック5(妻と二人でシェア)、SPモード、dマガジン、月々サポート(iPhone7)です。僕は基本的に端末は一括で購入するので割賦金は含まれません。金額にすると毎月約7千円です。ちなみに妻と合わせても1万円ちょっとです。うちは家の中ではWi-Fiですし、外では動画等見ないので夫婦2人で5ギガで十分足りています。(僕のiPadProはワイモバイルで使っていますが。。。)僕のケースが平均的かどうかは置いておいても、日本のようにどこでも快適に使えて比較的最新機種を使えて夫婦二人で1万円程度であればそんなものでは?と思ってしまうのは思考停止なだけなのでしょうか。(ちなみに端末は上手に買えばそんなに負担はないですよ。。。)

 

2.そもそも諸外国と比べて高いのか

 正直外国での料金って使ったことないのでわからないのですが、総務省が毎年料金比較を出しているので見てみました。(電気通信サービスに係る内外価格差調査(平成28年度)http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban03_04000330.html)11ページのデータによると、東京6,590円ニューヨーク9,183円ロンドン7,209円パリ7,130円ソウル8,306円だそうです。うーんこれだけ見ると諸外国と2倍の差があるようには見えませんね。但しこれはキャリアで端末を購入して2年間の割引を受けているケースでこの割引を無くしてみる(即ち端末購入から3年後)と先ほどのデータを基にすると、東京6,480円ニューヨーク6,187円ロンドン3,168円パリ3,192円ソウル4,196円こう見ると確かに日本の料金は高いといえるかもしれません。

 このデータから推察するに、海外では端末代金分を通信料金から割り引く制度はないようですね。その実、端末料金の高いiPhoneは欧州ではそこまでシェアは高くないというところに現れているのかもしれません。そう考えるとその辺のエントリー機と実質変わらないと宣伝されてiPhoneが売れまくっている日本の料金体系はおかしいのかもしれません。

 

3.理想の料金体系とは

 では、理想の料金体系って何なのかという点について、個人的な意見を書いていきたいと思います。そもそもハイエンド端末を2年毎に変えていくという前提にたつと、実は日本の携帯料金は諸外国と比べると特段高いというわけではありません。即ち今の料金体系において高いと感じている層というのは、同じ端末を2年以上使い続ける人たちということになります。そう考えると端末購入に伴う割引は廃止し、携帯料金を今の半額程度にするのがユーザーにとってはいいのかもしれません。但しそうすると例えばiPhoneは10万円近いので頻繁な買い換えは控えられ端末の売上は減ることになるでしょう。そこで、1年から2年間の端末利用を条件に端末代金を割り引く手法は使えるのではないでしょうか。今も例えばドコモでは端末購入サポートがありますがこの制度をうまく使えば多少は影響を少なくできるのではと思います。もちろんこのプランでは、長期利用者がカモとしていたキャリアは別のカモ(個人的にはキャリアショップでの手続等を有料化すればいいのではと思っていますが)を探すことになるので大変になるのかもしれませんが、政府からあそこまで言われるとこれくらいはやらないとインパクトがないのではと思います。

 

4.雑感

 いずれにしても、公共の電波を使っているから安くしろと政府が言うのは暴論に近いのではないかと思います。そもそも政府はMVNOも推進していますが、キャリアが半額くらいにしてくると勝負にならなくなるんじゃないでしょうか。また、公共の電波というならNHKだって安くできるのでは無いのですかねぇ。そもそも政府が携帯料金に何か言うたびに安くできる手段がなくなり、キャリアに都合のいいように変えられていっているような気がします。長期利用者にとってよくないと思うなら、乗り換えればいいだけですし、プランの中身がわかりにくいというのはわかりますが、普通10万円くらいの買い物をよく調べもせずに買うのもどうかと思いますけど。。。

 

 まぁちゃんと安くなればいいんですが、不安しかないです。

 

では